一粒の豆、一杯の珈琲。
丸福珈琲店のこだわり
丸福珈琲店のこだわり
まだまだ珈琲が貴重でハイカラな飲み物だった昭和初期から現在まで
変わらぬ味と香りにこだわり、守り続け、食いだおれの街大阪で
多くのご愛願を頂いております。
独自の焙煎技術
洋食レストラン『銀嶺』の前で。

焙煎機の横になにげなくある椅子ですが、創業者から
代々使用され『豆と共に歩み、豆に学ぶ』という焙煎への
想いを職人の汗や豆の香りと共に長年、見守っています。
創業以来、約八十年守り続けた焙煎法は、豆は生きている。豆の声を聞きながら…。を信条に受け継がれています。
珈琲豆は、丸福のブレンド珈琲に適した生豆をいくつかの商社を通して買付けをします。
丸福にとって、不要な部分を磨きとり、表面の美しい均一な豆の状態にする研磨の工程があります。
その日の気温・湿度などを意識し、豆のはぜるパチパチという音を聞き、
香りや、煎られていく色や照りを見て、終始、釜にはりついた状態で
丁寧に手動で火加減をしながら『深煎りの極み』と呼ばれる豆に仕上げ
に行きます。
創業者考案の抽出器具
創業者が開発したドリッパー。この器具自体と職人の手によりひとつひとつ仕上げる為、形は様々ですが、あたたかみを感じます。
抽出法も独自のもので、初代オーナーである伊吹貞雄が開発
した器具を使い、職人技でドリップします。

初代オーナーが開発したドリッパー。

珈琲の抽出器具の原理を自分なりに洋書をひもときながら理解し、
作りあげた理論で、図面をひき、町工場にもちこみました。
この器具自体も職人の手により、ひとつひとつ仕上げる為、
形は様々ですが温かみを感じます。
他の器具とは違い、手間も時間も随分掛かりますが、
これが丸福独特の味わいの秘密といえましょう。
熟練の職人技
洋食レストラン『銀嶺』の前で。
丸福では、技術を認められた職人だけがお客様の珈琲を抽出することが
出来ます。
店内で“カチカチ” とリズミカルにスプーンを鳴らす音が響いているのは、
抽出する時、珈琲の蒸らし具合やお湯の落し具合を調整する為に、
ドリッパーを軽く叩いているからです。

”カチカチ” という音は、”美味しくなれよ” と職人さんが、 おまじないを
かけている音のよう...と表現して下さる、お客様もいらっしゃいます。
ブレンド珈琲
創業者が開発したドリッパー。この器具自体と職人の手によりひとつひとつ仕上げる為、形は様々ですが、あたたかみを感じます。
白磁のカップ&ソーサーに真っ黒な珈琲。

何気ないように見えますが、丸福珈琲店をご贔屓にしてくださっているお客様は、この画像を見るだけで『丸福の珈琲が飲みたい!』と思われる方が多いそうです。
洋食レストラン『銀嶺』の前で。
カップ&ソーサー
丸福の珈琲は大倉陶園製のものを使用しております。
大倉陶園といえば宮内庁にて皇室の方々が使用されている食器に携わる日本を代表する陶園です。丸福の一部の店舗では、珈琲を飲み始めるとカップの中に丸福の福マークが金の刻印として出てきます。
大倉陶園さんの御協力によるものです。
創業者が開発したドリッパー。この器具自体と職人の手によりひとつひとつ仕上げる為、形は様々ですが、あたたかみを感じます。

◆創業者が作った角ざとうを収納するジャー
現在も千日前本店で現役活躍中
角砂糖

丸福の創業当時(昭和9年)は、立方体の真っ白な角砂糖が一般的な時代でした。珈琲も基本的には、お砂糖を入れて飲むのがポピュラーでした。
その後、当社は第二次世界大戦を経験しましたが、日本全体が貧しく混乱する時代でした。
珈琲をのむことも贅沢な時代、当時子供が大人の社交場である喫茶店に出入りすること も少なかったのに、丸福では親子づれやおじいさんがお孫さんを連れてこられるという光景が多く見られました。親子3人で来店されても、ご注文は珈琲1杯のみ。


でも珈琲に添えられた角砂糖を子供たちの口に入れてあげ、子供たちはとても喜んだそうです。
子供のおやつなど貧しくて無い時代に、丸福の角砂糖は憧れだった。。。と話してくださったお客様もいらっしゃいます。

大人になって子供を思う親の気持ちに気づいて感慨深く珈琲を味わわれる方もいらっしゃいます。今でもスプーンの上に角砂糖をひとつ乗せて、珈琲に少し浸して出来る《珈琲飴?》を楽しまれる御年配のお客様もおられます。そんな家族の思い出を大切にしたいと考え今もこの角砂糖を使用しています。
ブレンド珈琲
創業者が開発したドリッパー。この器具自体と職人の手によりひとつひとつ仕上げる為、形は様々ですが、あたたかみを感じます。

◆ヤライのグラス
アイス珈琲のグラスは、ヤライ柄(グラスの
下に竹を組んだような柄)と呼ばれるグラス
でお出ししております。
これも昭和初期に、流行ったグラスです。
無糖と加糖

丸福でアイス珈琲を注文されますと『あらかじめ加糖されたものになさいますか?それとも無糖にされますか?』と必ずお尋ねしております。

創業当時、アイス珈琲ではなく《コール珈琲》と呼ばれており甘く冷たい珈琲のことをさしておりました。ですから加糖が当たり前だったのです。
現在の一般的な喫茶店やカフェは無糖にガムシロップと珈琲フレッシュ付が当たり前となっていますが、ほとんどが戦後に出来た風習です。

丸福の場合、戦前より同じスタイルで日々営業させていただいておりましたので、 今ではお好みを確認させていただいております。

ちなみに、コール珈琲の時代から次は、戦後に冷珈(れーこー)とよばれ最近はアイス珈琲が定着しているようです。

丸福の珈琲の大きな特徴にその《濃厚さ》があげられます。
アイス珈琲をたてる際にもアイス用の豆を使用し、熱々の状態で出来上がります。
その状態で濃厚さに見合うお砂糖を加えて冷やしこむのが加糖のアイス珈琲です。
無糖でガムシロップを加えますと、もともとが濃厚な味わいだけにたくさんガムシロップを注がねば なりません。そうしますと甘くしようとすればするだけ、ガムシロップの量が増えて容量が増えてしま い珈琲は薄まっていきます。丸福独自の濃厚なまま甘いものを飲みたい方には、《あらかじめの加糖》 ということになります。
創業者が開発したドリッパー。この器具自体と職人の手によりひとつひとつ仕上げる為、形は様々ですが、あたたかみを感じます。

◆レトロな瓶詰珈琲は人気の商品。
この瓶は大正~昭和初期のソース瓶として
使用されていたものを復刻させたものです。
珈琲フレッシュ

丸福のアイス珈琲の決定的な特徴として、(珈琲フレッシュを入れると普通は
全体がカフェオレ色に変わるというのが一般的ですが、)
白いクリームと黒い珈琲の部分と2層にきっちり分かれます。
実は珈琲フレッシュも特注品を使用しておりました。
創業者は、開発した珈琲が濃厚なので、知り合いの乳製品の業者さんにお願いして乳脂肪が50%近い、とても高級な生クリームを特注で作っていただき珈琲に添えていたのです。
現在は店舗により多少濃度が異なりますが約46~48%のものを大手乳製品メーカーさんにお願いしております。
瓶詰め珈琲に添付しているものは45%の高濃度のポーションです。
これらは、高額の為なかなか一般的に市場では取り扱いが少なく入手できないようです。 丸福の濃厚な珈琲に基づく創業者のこだわりです。
洋食レストラン『銀嶺』の前で。

ミックスジュース

当社が東京に初めて出店させていただいたとき、ミックスジュースというものが関西限定のものだと 初めて知らされました。
その後全国的に広まりつつあり、シアトル系のカフェが台頭する中、
関西の昔から有る御当地喫茶店がどんどんなくなってしまったのとともに、
店ごとに自慢レシピで出すミックスジュースも衰退してしま ったように感じられます。

でも今ではデパ地下の果物屋さんが、こだわりのジュースを出されるようになり、
そこでミックスジュースもオーソドックスなメニューとなったようです。


丸福珈琲店では、昔ながらのレシピで、オーダーをいただいてからその 杯数分だけ作っていきます。 いろんな果物と蜂蜜など配合し、のど越しがサラサラ・キラキラと流れて いくよう仕上げていきます。硬派な珈琲専門店のイメージが強いのですが、
お子様や女性のお客様から長く愛され続けている メニューです。
*蜂蜜を使用しておりますので乳児様へのご提供は致しておりません。

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